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糖尿病食【Diabetic diet】
健康的な食事は糖尿病食
Wholesome diet
糖尿病食は、その名の通り糖尿病患者の方が食べる食事です。糖尿病食とは、血糖値を調整することを目的として考案された、糖尿病罹患者のための食事です。しかし、糖尿病食は特別な食事ではないのです。糖尿病の食事療法の基本は、過食を避け、偏食せずに、毎日規則正しい食事をすることです。それは健康な状態で毎日を過ごすための栄養バランスに優れた食事ともいえます。
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糖尿病発症の理由
Reason
生活習慣病といわれれば、糖尿病を思い浮かべる人がいるほど糖尿病は有名な病気であり、患者も多い病気です。糖尿病とは、血液中のブドウ糖の濃度を表す血糖値が高い状態が続くことをいいます。ブドウ糖とは、主にはご飯やパンなどの炭水化物や食事からとった色々な種類の糖質が体の中でブドウ糖になります。ブドウ糖が、人の体を動かすためのエネルギーに変わるためにはインスリンというホルモンの力が必要になりますが、このインスリンが不足すると血液中にブドウ糖の濃度が高くなってしまい糖尿病になってしまうという仕組みです。糖尿病を自覚症状がないために治療せずに放っておいてしまうと、動脈壁にコレステロールなどの沈着、変性などが起こって弾力性が失われ、血管が硬化した状態である動脈硬化症の原因となるだけではなく、神経障害、網膜症、腎症などといった合併症をも引き起こしてしまいます。このようなことを防ぐためにも、糖尿病食は健康的な食事療法といえます。
糖尿病食のポイント
Point
糖尿病食は、健康的な体を保ったり、健康的な体に戻したりするための医学的根拠に基づいた医療法です。ですから、糖尿病食にもいくつか守らなくてはいけない要素や、頭にとどめておかなくてはならない事柄があります。それをきちんと理解していないで、行っても効果は薄いでしょう。なので、ここで糖尿病食のポイントをつかんでおきましょう。
ポイント 1 規則正しく
第一に重要なのは、規則正しい食生活をおくることです。朝食、昼食、夕食のこの3回の食事を、均等に同量を食べることが望ましいとされています。もし、3回の食事を2回に減らしたり、3回の食事のうち1回の食事を多くしたりすると血糖値を急激に上昇させることになりかねません。3回の食事量の均等化し、間食も限度を考えて上手に取り入れながら、血糖値を調整しましょう。
ポイント2 栄養のバランス
糖尿病食では、特に食べてはいけない食品は、ほとんどありません。1日に30品以上の食品をとることを目標にして、一週間70品以上の食品を取れていれば理想的です。糖尿病食においては、できるだけ多くの食品を食べることが望ましく、大切なことです。食品の数を増やす上で重要なポイントは、できるかぎり多くの種類の野菜を食事の中に取り入れること、栄養が偏らないように注意することです。また、糖分を増やすことは糖尿病にとってはよくないことなので、砂糖などで糖分をとる場合は代用糖分にし、油を使う場合は動物性油ではなく植物性油に変えたり、醤油を減塩のものにしたりなど、小さいところからこだわることも必要です。
ポイント3 満腹感を得る
糖尿病食は、普通食に比べて食事の量は減ります。ですが、いつも満腹まで食べているものを腹八分目に抑えると考えればあまり大変な作業でもありません。同じカロリーの食品でも工夫ひとつでボリュームがあるように見せることもできますし、よく噛んで食べれば満腹感も増します。この糖尿病食を長続きさせるコツは、調理の方法や食事の方法を工夫して決められたカロリー内で摂取エネルギーをコントロールして、満腹感を得ることです。
まとめ
これらの内容を見ても分かる通り、糖尿病食は規則正しく、好き嫌いをせず、腹八分目を心がければ行うことのできる食事療法なのです。しかし、この食事は健康な食生活を送る上では前提ともいえることです。なので、糖尿病だけではなく、多くの生活習慣病や病気に対しての予防にもつながります。
献立を立てる上での注意点
Attention
糖尿病食は、通常80kcalを1単位だとして計算しています。もし、医師の方から1日に1600kcalまでにするように言われていたら場合は、1日に20単位を目安に食事をすればいいのです。つまり、この1単位とは食事の量を量るものさしのようなものです。糖尿病食を始めたばかりのときは、1単位である80kcalが各食材でどのくらいに当たるのかを覚えるのが大変です。ですが、はかりで計ったり、書店などで販売されている糖尿病食療法について書かれた本などを読んだりすることによって徐々に覚えていくでしょう。しかし、食材の選択について大変なことがあります。各食材は分類表と呼ばれるものに分類されており、分類表1から分類表6までが存在し、加えて調味料とアルコールというものもあります。それには決められた摂取量があり、それも考慮しながら食材を選ばなくてはならないのです。この作業に慣れるまでは、食品を軽量するように習慣付けるといいでしょう。慣れてくれば、目分量で見当がつくようになり、作業が楽になるでしょう。
便利なものは使うべし
Convenience
毎日の食事をこと細かく考えて料理するのは大変手間と時間のかかる作業です。ですから、それが大変だったり、時間がなかったりする方は、糖尿病食のレシピが掲載された本を買ったり、ホームページでレシピを探してみたりするといいでしょう。また、そのときにカロリー計算をしてくれるソフトウェアを使用するとなおメニューを組みやすいでしょう。それにあわせて、医師や栄養士に個別に相談したり、医療機関や保健所などで行っている糖尿病食の学習会や体験会、料理教室に参加したり、糖尿病患者やその家族が中心となって活動しているサークルなどに参加するのもいいでしょう。自分と同じことをしている仲間との情報交換は、治療の励みや気分転換にもなります。
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