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糖尿病の予防食

(健康さがみはら平成10年3月1日号掲載)



糖尿病って何?

 食物に含まれている糖質(炭水化物)は体内でブドウ糖になり、血液と共に全身に運ばれて、細胞が活動するためのエネルギーとなります。
 細胞がブドウ糖を取り込むときに仲立ちをするのが、すい臓から分泌されるインスリンというホルモンです。
 糖尿病という病気は、このインスリンの出方が不十分であったり、その働きが悪くなったりして起こる病気です。


糖尿病は万病の元

 糖尿病の初期には自覚症状が少ないため、気が付かなかったり、放置する人が少なくありません。
 血糖値が高い状態が長く続くと体のあちこちに合併症(失明、腎機能低下、下肢壊疸等)を引き起こしてしまいます。糖尿病は血液の中のブドウ糖の量(血糖値)さえコントロールできていれば、この病気で命を落とすことはありません。しかし糖尿病で命を落とす人の多くが、これらの合併症によるものであり、糖尿病の本当の恐ろしさはここにあるのです。

 一に食事
 二に運動
 三、四がなくて
 五に薬

 と言われるほど、食事内容が大切です。
 「薬を飲んでいるからいいんだ」ではなく、食事療法を守ってこそ薬の効果があるのです。


糖尿病の食事は健康食

 「糖尿病の食事」と聞いてどんなイメージをもちますか?
 「好きなものが食べられない」「野菜ばっかり」「油っけがない」「あれもダメ。これもダメと制限される」「お腹が空きそう」等いろいろ悪いイメージがあるようです。しかし、食事療法といっても、むやみに食べ物を制限したり、粗食を強いられたりするわけではありません。基本的には食べてはいけない食品はありません。要は、自分に必要な量をバランス良く食べ、それ以上は食べないというものです。これは、糖尿病を含む生活習慣病予防の食事であり、また合併症予防の食事です。長生きしたいと望む誰もが心掛けてほしい食事なのです。糖尿病の食事こそ健康食といえるのではないでしょうか。

   「家族そろって、目指せ健康食!」





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