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 | | 野菜を柔らかく煮てバーミックスでピュレにすれば、そのまま「ポタージュ」です。 | 70歳を超えた糖尿病者に相変わらず1,200kcal(人によるけど)なんて制限食を与えるのも変ですね。食べ過ぎではなくて、栄養不良が心配な皆さんですから。注意が必要なところをまとめてみました。
栄養素に富んだ食品を選びましょう加齢に伴ってまちがいなく栄養状態が悪くなります。年と共にカロリー(エネルギー)が減るのは当然ですが、一日に必要なビタミン等は若い時と同じだけ必要なのですよ。これを忘れないでください。 だったらサプリメントを取るか、より栄養素をたっぷり含んだ食材を選ぶしかありません。
まっ白な銀シャリ(ご飯)はとても美味しいのですが栄養素をかなり失っています。ですからハイガ米や五分づき、歯が丈夫なら玄米に切り換えるのもいいでしょう。こうすればビタミンも食物繊維も多く摂れます。 独りで食事をする人や配偶者を失った人は食事が楽しくありません。ただでさえ、味覚や嗅覚が衰えてきて食欲がなくなりますし、調理するのも面倒です。歯が悪くて固いものも困るし、のどを通すのもひと苦労です。でも糖尿病者は手抜きをするわけにはいきません。 ミキサーやフードプロセッサーを上手に使って歯や胃腸の負担を軽くしたり、ミネラルやビタミンを強化したジュースや牛乳もお薦めです。
タンパク質が足りないよ!あっさりした食べ物に好みが変化するものですが、意外なことに一日に必要なタンパク質は若い時と同じだけ必要なのです。 アメリカの糖尿病者のタンパク質推奨摂取量をみても、なんと19歳から70歳までは全く同量です。70歳以上はもっと必要かも、という意見もあるようです。 さあ、食事の総量が減るシルバーエイジで高タンパク食にするには戦略が欲しいですね。 かく言う私は魚、玉子、豆類、牛乳製品(含チーズ)という、準ベジタリアンのような食事で高タンパクを目指しています。
水をたっぷりと補給のどの渇きを自覚しにくくなるお年頃です。 糖尿病者の脱水はとても危険ですから、意識してこまめに水分を取るようにしましょう。 トイレが近くなるのが嫌で水分を減らす人がいるようですが、そんなことをすると逆に腎臓に負担をかけてしまいます。一日2リットルの水分を取るのが目標ですが、食事でもかなり摂取しますから、がんばる必要はありません。 ただし、のどが渇いてなくてもお茶ぐらいは忘れずに。
砂糖菓子は限度を守って糖尿病だからといって禁じられた食物はありません。でも好きなもの程「量」を守りましょう。特に砂糖は血糖の源ですし、甘いものには栄養素が少なくて高エネルギーなものが多い欠点があります。
食物繊維をとろう食物繊維というとボソボソの"ふすま"みたいなイメージがありますが、豆や海藻のような水溶性のものが胃腸に負担をかけません。 いやな便秘を防ぎ、高脂血症を予防して心臓や脳を守ってくれます。ある種のガン予防にもなります。
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ガイド:河合 勝幸
アメリカ糖尿病協会プロフェッショナル・セクション会員、(有)クラブ・イスパノフィーロ社長。38歳の時、2型糖尿病と診断。著書に『美食をあきらめないで−糖尿病新レシピ−』(集英社Be文庫) 等がある。
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