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   季節の便り

糖尿病食は健康食

 

 

 日本人の糖尿病は殆どが2型糖尿病です。特に中高年に発症します。すい臓からインスリンという消化ホルモンの働きが悪くなるために、インスリンがより多く必要になります。このインスリン不足によって糖尿病が発症すると考えられます。過食、肥満、運動不足などが影響しています。糖尿病の治療には、過食、肥満、運動不足の改善が必要です。そこで、糖尿病食についてお話いたします。外来で糖尿病食についての指導は「いつも食べている量の三分の二ぐらい食べましょう」、「腹七分目ぐらいにしましょう」などと言っていますが、糖尿病の食事療法を行うためには「食品交換表」(日本糖尿病学会編・文光堂)を使用するのが効果的です。最初は難しいようですが慣れるとよく解ります。糖尿病食は健康食と思ってください。

 食事療法は、患者さん、家族の方、医師、看護師さん、栄養士さんとの協力が必要です。主治医は、患者さんの一日に食べる食事の適正な量を指示します。これを一日の総エネルギー量と言っています。この指示に従って食事療法を実施しやすくするのが「食品交換表」です。簡単に説明しますと、食品の分類を6の表に分けています。

 

主に炭水化物を含む食品(T群)

 表1  ●穀物●いも●炭水化物の多い野菜と種実●豆(大豆を除く)

 表2  ●くだもの

主にたんぱく質を含む食品(U群)

 表3  ●魚介●肉●卵、チーズ●大豆とその製品

 表4  ●牛乳と乳製品(チーズを除く)

主に脂質を含む食品(V群)

 表5  ●油脂●多脂性食品

主にビタミン、ミネラルを含む食品(W群)

 表6  ●野菜(炭水化物の多い一部の野菜を除く)●海藻●きのこ●こんにゃく

 調味料 みそ、さとう、みりんなど

 

以上の通り6の食品に分けます。次回はこの表を使って一日にどのぐらい食べたらよいか説明いたします。