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糖尿病をいろいろな角度から検証しています。食事,血糖値,食事療法,小児 糖尿病,1型,妊娠,闘病記,レシピ,献立,治療,予防,療養,検査,インシュリン,運動療法,2型,合併症など。
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糖尿病に薬はいらない!

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宝島社
price : ¥630
release : 2005/11





糖尿病と食事
糖尿病は、インスリンの働きの低下によっておこる代謝障害による疾患です。糖尿病というと一般的には「尿に糖が出る病気」と思われています。しかし、これは糖尿病のひとつの症状にすぎません。血液中の糖分(血糖)が異常に高い状態(高血糖)が続くことが重要なのです。
高血糖をそのまま放っておくと、目や腎臓の障害、心筋梗塞や脳梗塞など、さまざまな病気を引き起こしやすくなります。すい臓で作られるインスリンというホルモンの作用不足により高血糖は起こります。インスリンが十分に分泌されなかったり、その働きが悪くなると、栄養分が細胞の中に取り込まれなくなり、血液中にブドウ糖などの量が増えてきます。インスリンの働き以上に食べすぎると、血中の糖分が利用されずに残り、尿に混じって出ていきます。
治療には、食事療法、運動療法、薬物療法がありますが、食事療法が基本となります。 すい臓から出されるインスリンの働きに見合った量の食事をしていれば、糖分は十分利用され、高血糖を防ぐことができるのです。

第二次大戦直後の食糧不足の時代には、糖尿病はごくわずかしか現れませんでした。しかし最近では成人の7人に1人が糖尿病(糖尿病予備軍も含む)と言われるようになり、3大生活習慣病(成人病)のひとつに数えられています。
糖尿病は 遺伝的に深い関係にあります。そういった人に暴飲暴食や運動不足・ストレスなどの環境要因が関与しておこる疾患と考えられています。 現在のように 糖尿病が増加したことは 食生活の変化や運動不足が深く関わっていることいえます。 食生活の中でも 動物性脂肪・油脂類・砂糖や果物の摂取量が増加し、穀類・豆類・芋類などが減少したことなどが 糖尿病を招く大きな要因のひとつと考えられています。

また、成人の糖尿病の8割が肥満をかかえているといわれるように、糖尿病と肥満とは深く関わっています。 運動や食生活の改善によって、肥満を予防することも、糖尿病には重要なことです。
糖尿病の食事は、どの食べ物がよい、悪いということよりも、一日3食規則正しくバランスよい食事をとり、それを長く続けるということが重要です。すでに合併症がある方は、食事療法の内容が変わってくる場合がありますので、必ず医師の指示に従ってください。